外資系の仕事を完全リタイアして、早くも1年半が経ちました。
かつては毎日朝から晩まで英語を使い、頭の中も常に英語モードでフル回転していた日々。それが今や、英語に触れる総体量は当時の「100」から「1」へと激減しています。
たまに外国の方を案内するボランティアなどに参加して、「英語での反射神経」が完全に鈍っていないかを定点観測してはいますが、さすがに何もしないと「のほほん」としすぎてしまう今日このごろ。
「仕事のための英語」から「純粋な趣味としての英語」へ。
留学経験なし・典型的ニホンジンの私が、リタイア生活を満喫しながら日常で英語力をキープするために実践していること、そしてこれから試してみたいアイデアをまとめてみました。
1. 「英語使用量1」の今、日常で実践していること
現在、日常のなかで英語力をゼロにしないために意識しているのは、とにかく「細く長く触れ続けること」です。
① 海外ニュースを「音」と「映像」で流しっぱなしにする
朝のルーティンとして、海外のニュースをBGM代わりに流しています。仕事で使っていた頃のような切迫感はありませんが、様々なニュースを英語のまま掴む感覚をキープするのに非常に有益です。何より、日本の情報番組を流しっぱなしにするよりも新鮮!
- 今のメイン:YouTube
Sky News Live- イギリス英語のニュアンスをキープしたい私にぴったりで、毎日自然に耳に入ってくる環境を作っています。
② 英語アプリで短時間のリーディング
隙間時間にニュースやコラムを英語で読めるアプリを活用しています。リタイア後は特に経済動向に興味があるため、気になったトピックやヘッドラインをアラート経由でサクッと読める CNBC アプリ は最適です。

③ 息をするようにシャドーイング
実はもともと、シャドーイング自体が「趣味」なのです。上記の Sky News はもちろん、どんな映画やドラマも最高の教材になります。
最近も、映画 “Masters of the Universe” を観ていたのですが、主人公がたまに繰り出す若干アホらしい workplace conflict resolution and de-escalation tactics(職場でのコンフリクト解消・沈静化テクニック)を、気付いたら無意識にシャドーイングしていました(笑)。
2. 「ザ・日本人」が日常で英語量を増やしまくるハック&アイデア
日常で英語に触れる機会が自然発生しない環境だからこそ、自発的に「英語の生息域」を広げる工夫が必要です。
- スマホやPCの言語設定をすべて「English」にする
- 一番手軽な英語環境づくりです。毎日目にするUIを英語にするだけで、思考の一瞬が英語に切り替わります。(※ただ、非エンジニアなので若干作業効率は落ちるかもしれません…!)
- 独り言を英語で呟く(シャドーイングの進化系)
- 「今日は天気がいいから散歩に行こう」「昼ご飯は何にしようか」といった日常のふとした感情を、頭の中で(または小声で)英語にして呟きます。アウトプットの「反射神経」を維持するのにとても効果的です。
- 趣味の領域を英語で検索・視聴する
- 料理、ガーデニング、映画の解説、歴史など、自分が興味のある YouTube 動画やブログを「英語」で検索して楽しみます。「勉強」ではなく「趣味の情報を得るツール」として使うのが長続きのコツです。
- 取り敢えず、英語多読
- 気になる本や記事を、片っ端から英語で読んでみる、は、やはり王道でしょう。今は、全くジャンルの異なる “Make Time” (時間術大全 by ジェイク・ナップ) と、”The Left Hand of Darkness” (闇の左手 by アーシュラ・K・ル=グウィン) を読んでいます。いずれも日本語で読んだものなので、読み進めるのが楽。新しい表現は、音読して記憶に残るようにしています。次は、”Die with Zero” に挑戦予定。
3. モチベーションのポジションを確認する
もともと英語という言語自体が好きだった私ですが、外資系サラリーマン時代は「英語=ビジネスを進める(そして昇進するための)ツール」でした。そのスキルを磨くことにモチベーションを置いて走り続けた期間が、約20年。
サラリーマンとしての呪縛から逃れた今は、「楽しい」と感じるやり方でゆっくり英語を続けています。ただ、果たしてこれでいいのか、もっとストイックにやるべきなのかは絶賛検討中です。
例えば「TOEICや英検の受験をマイルストーンにしようかしら」と思うこともあるのですが……正直、それでは多分楽しくありません。
「英語」に触れること自体は好きけれど、ストイックな努力は多分私に向かない。そうなった時に「いかにモチベーションをキープできるか」が今の大きな課題です。
4. 次のステップ:「のほほん」から抜け出すアウトプットの場づくり
そう考えたとき、やっぱり「人と話す」という実践のアウトプットを意識的に作っていくべきかもしれない、という結論に行き着きます。
ボランティアでの定点観測も良い刺激にはなりますが、開催頻度が限られるのが難点。
そこで今検討しているのが、英会話スクールの活用や、最新の英語学習サービス(オンライン英会話・AI学習アプリなど)の体験です。
現役時代のような「ビジネスの商談をまとめる英語」ではなく、自分のペースで楽しく会話を続け、思考のスピードを維持するための「大人の嗜み」としての英会話。
そろそろ本格的に体験レッスンでも受けて、新しい刺激を取り入れてみようかと画策中です!

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